管清工業株式会社

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STOP!不明水

業界No.1を誇る流量計保有台数250台(当社調べ)
低価格・短期間調査を実現するスクリーニング調査

はじめに

雨天時に下水道(分流式汚水)へ流入する浸入水は、下水道管内の流量を急激に増加させ、市街地へのいっ水や下水処理機能の圧迫などを引き起こします。さらに、近年ではゲリラ豪雨などと呼ばれる集中豪雨の発生する頻度が増えており、不明水の発生源となる下水道管のクラックや宅内配管の誤接合の場所を早期に発見し、改修することが極めて重要になっています。

業界No.1流量計保有台数と安心の自社検定

広大な管路網の中から浸入水の発生源を特定するには、晴天時と雨天時の流量を調査することで、大ブロック(処理分区レベル)から中ブロック(字レベル)、小ブロック(路線レベル)と段階的に包囲網を狭めていく手法が採用されます。
流量調査には、正確な流量計測が可能な流量計を多数保有している必要があり、当社では、業界No.1の250台を保有しているほか、自社の流量計検定設備により精度維持に努めています。

低価格・短期間調査を実現するスクリーニング調査

調査対象エリアがあまりにも広大な場合、浸入水箇所の特定に多額の費用と歳月を要することがあります。 そこで当社では、短期間でしかも安価に浸入水の発生エリアを特定するためのスクリーニング調査を取り入れています。
スクリーニング調査は、安価な装置(簡易水位計、暗視カメラ)を使って、雨天時の下水道管内水位を把握するもので、広範囲、複数地点で同時に計測が行えます。この結果、調査期間が大幅に短縮でき、浸入水の早期解消を図ることができます。

ポイント

・「流量計」250台(当社調べ)と業界No.1の保有台数を誇るため、広範囲、複数地点の調査も 安心して依頼いただけます。

・調査後の補修にも対応しており、スムーズな問題解決が図られます。

・「流量測定」「簡易水位計」「暗視カメラ」など、現場の条件に応じた様々な解決方法を提案します。

機器紹介

面速式流量計

面速式流量計

面速式による流量計測は小口径から大口径管まで、全てを対象に行うことができます。

管底部にセンサーを設置して、下水の水位と、流速を同時に測定することで、流量を連続的に算出し、長期間記録することができます。

測定原理

・センサーを管底に設置し、センサーに内蔵されている差圧式水位センサーで水位を計測します。

・センサーの先端部より超音波を発信し、水中の懸濁物や気泡等に当たり跳ね返ってくる信号の周波数が、反射した物質の速度により、ドップラー遷移することを利用して計測します。

・流水断面積に平均流速を乗じることにより、流量測定ができます。

測定原理測定原理

設置例設置例

簡易水位計

浸入水の発生箇所のスクリーニングを目的とした、非常に簡易な構造の水位計です。非常に簡易な構造の水位計を用いた低コストな水位計測手法を提案しています。

測定原理

通水孔の開いたチューブに染色液が入っています

実水位に合わせて下水が通水孔より出入りします

チューブ内の水位変動に追従しチューブ内面に染色液が付着します

簡易水位計撤去時に染色液の色が付着している部分を確認することで、設置期間中の最高水位、最低水位を確認することができます。

簡易水位計イメージ

暗視カメラ

暗視カメラで管路内の水面を撮影することにより、水位を算定します。

測定原理

管口付近に目盛付リングと暗視カメラを設置します。

水面付近を一定間隔で撮影し、管内水位変動を映像で記録します。

映像を基に、目盛り付きリングの読み値(潤辺)から水深を算出します。

水深と降雨データを照合することにより、浸入水の有無を判定します。

設置例設置例

測定中(目盛り付きリング)測定中(目盛り付きリング)

暗視カメラ暗視カメラ