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2022年12月05日|お知らせ
当社は、CWPG設立後の2022年9月に
最初の支援国となる東ティモールで視察を行うため渡航しました。
現地での水環境調査を実施、
また東ティモール政府機関へ訪れ
大統領府や外務省らの関係者と"現在の水巡回システムや今後の水ビジネス"について積極的な意見交換を行い、
今後の事業について協力しながら共同開発していくことを確認しました。
日本大使館
大統領府での会談
「自律的でサステナブルな水道環境」実現に向けては、
大統領府をはじめとした政府各機関、大学、国際NGO等と協力連携について話し合いをもち、
「"水"人材交流」実現に向けては、職業訓練学校や雇用労働庁などと交流を図りました。
多くの現地メディアからの取材を受け期待の高さを感じることができました。
村の水管理委員会との意見交換
また、CWP(※1)が2016年に設置したGFS=重力式給水システム(※2)×6基の状況を確認するとともに、
技術指導を兼ね村人と一緒に補修・修理方法の手ほどき、現地水源涵養の視察を行いました。
また子供達へ水循環を学べる動画を使用した授業を行い"水の大切さ"の理解を深めてもらいました。
(※1) 一般社団法人CWP(Carrying Water Project)のこと
(※2)GFSとは、山の湧き水や泉などの水源から標高の低い村やコミュニティまでパイプを繋ぎ重力差で水を供給する仕組みのこと
補修・修理方法の手ほどき
授業の様子
これらの視察を終え、
今後の事業活動について11月24日(木)に報告会を行いました。
まず現地視察から見えてきたのは、水インフラ未整備が天候(雨季・乾季)による水汚染や雇用問題と結びついていることでした。
また、人材育成のスキームを定着させるためには、
中長期的に管清工業とCWPGが、確かな技術と支援ネットワークを継続提供していく必要性があると感じました。
私たちはこれより現地事務所を開設し、
2023年度より、各所と連携し、本格的に「水」における管理・開発などの事業活動を進めてまいります。
下記のYouTube動画も是非ご覧ください。
(制作:FBC福井放送)